いのちお釈迦さまの方が、提婆より先に、傷ついた白鳥を見つけだし、 急いでそれを抱きかかえました。 そこへ提婆があらわれ、 それは自分が射たのだから自分のものだ、返せと言い、 お釈迦さまも負けずに、 これは自分が先に見つけたから自分のものだと譲りません。 争いの最後に、 それまで黙っていた一人の年老いた賢者が立ち上がってこう言いました。 「すべてのいのちは、それを愛そうとしている者のものであって、 それを傷つけようとしている者のものではないのだ」と。 ジャンル別一覧
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